「農山漁村」経済・生活環境創生プロジェクト始動 農水省2024年12月25日
農林水産省は2025年2月4日、「『農山漁村』経済・生活環境創生プラットフォーム」の設立記念シンポジウムを都内で開催。農山漁村の現場で課題解決に取り組む関係者による事例紹介や関係者間のエンゲージメント創出を図る。
農水省は、地方創生2.0の一環として、農山漁村の現場における課題解決を図るため、「『農山漁村』経済・生活環境創生プロジェクト」を創設。関係府省庁、地方公共団体、郵便局、民間企業、教育機関、金融機関等が参画するプラットフォームを立ち上げる。そのキックオフとして開かれる同シンポジウムは、プラットフォームに設置する専門部会等において、以下4つのテーマについて議論を予定している。
<プラットフォームにおける検討テーマ>
(1)通いによる農林水産業への参画・コミュニティ維持(地元企業等との連携)
・都市部や市街地の企業のCSV活動や研修等による、持続的な農山漁村への社員の派遣を活性化
・農山漁村における人材の受入れ組織・体制の構築
・二地域居住者の参画
(2)農山漁村を支える官民の副業促進
・副業を促進するための環境整備(規定の整備や企業価値の向上)
・二地域居住者の副業の取組促進
(3)市街地と農山漁村間における物流網の維持・確保(郵便局・物流事業者等との連携)郵便局・物流事業者等と連携し、以下の取組を実施
・一般の郵便物・貨物と併せて、食品や日常品を農山漁村の拠点に配送する仕組みを構築
・農山漁村から市街地に新鮮な農産物等を配達する仕組みを構築
(4)外部企業との案件形成に向けた民間資金・人材の確保
・農山漁村を支える人材、財源を確保するため、農林水産業・農山漁村における社会的インパクトを可視化
・地域活性化企業人、地域おこし協力隊、特定地域づくり事業協同組合制度等の活用、国家公務員による出向・現地フォローアップ制度の活用
◎「『農山漁村』経済・生活環境創生プラットフォーム」設立記念シンポジウム開催概要
日時:2025年2月4日 13時~17時
会場:三田共用会議所(東京都港区三田2-1-8)
重要な記事
最新の記事
-
「地域と食を守る農政が筋」 国民民主党衆院・玉木雄一郎議員に聞く(2)2024年12月25日
-
加工原料乳生産者補給金 0.23円増の11.90円/kg 黒毛和種保証基準価格 1万円引き上げ 2025年度畜産物価格2024年12月25日
-
【小松泰信・地方の眼力】輸入米で輸入するもの2024年12月25日
-
農山漁村の関係人口増加めざし官民で共創 農水省2024年12月25日
-
2月19日に国際協同組合年キックオフイベント オンライン参加を募集 全国実行委員会2024年12月25日
-
中山間地域の農業維持にスマート農業 WEBミーティングで事例紹介 全農2024年12月25日
-
生乳の需給調整 全国的な取り組み促進 補助事業とのクロスコンプライアンス導入 農水省2024年12月25日
-
輸入米「争奪戦」過熱 SBS入札で7年ぶり完売 業務用で引き合い強く小売にも2024年12月25日
-
1位の北海道 前年比4.3%増の1兆3478億円 23年の都道府県別農業産出額 農水省2024年12月25日
-
農業総産出額 5.5%増加 9兆4991億円 農水省2024年12月25日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月25日
-
第12回「食品産業もったいない大賞」AIとビッグデータ活用の食品ロス削減に農水大臣賞2024年12月25日
-
2月4日に新春の集い 袴田ひで子さん、むすびえ・湯浅誠理事長、伊那食品工業・塚越寛最高顧問が講演2024年12月25日
-
ふるさと納税サイトで「見える化」特集ページ「みえるらべる」全国へ拡大 農水省2024年12月25日
-
「農山漁村」経済・生活環境創生プロジェクト始動 農水省2024年12月25日
-
「JAヨリアイin東京2024」 「対話する協同組合が生み出すもの」を考える2024年12月25日
-
農薬出荷数量は3.3%減、農薬出荷金額は3.0%増 2024年農薬年度出荷実績 クロップライフジャパン2024年12月25日
-
【人事異動】東邦化学工業(2025年1月1日付)2024年12月25日
-
農・食の魅力を伝える「JAインスタコンテスト」グランプリは「JAふくしま未来とJA幕別町2024年12月25日
-
「NHK歳末たすけあい」へ寄付 JA全農2024年12月25日