食品関連企業の海外展開に関するセミナー開催 農水省2025年1月20日
農林水産省は2月18日に、食産業の海外展開に関するセミナーを開催。海外現地における食品物流をめぐる状況をテーマに、その実態や課題、物流サービスの利活用によって食品関連企業の販売機会が拡大した事例等について紹介する。
農水省は、世界的なフードバリュ―チェーンの構築を通じ、農林水産物・食品の輸出拡大をはじめとする海外展開の機会を増大するための一助として、食産業事業者に向けて情報提供のためのセミナーを開催している。
食品関連事業の持続的な成長には、海外市場の需要を取り込む必要があるが、そのためにはコールドチェーン物流の利活用が重要。特に、経済成長・所得の向上に伴い食生活が多様化しているASEAN諸国では、冷蔵・冷凍食品の国内流通量が著しく増加しており、流通段階において温度管理を伴う質の高いコールドチェーンの導入促進により、日本の事業者にとってのビジネス機会を拡大することが期待される。
同セミナーでは、海外現地における冷蔵・冷凍食品の物流をめぐる状況をテーマに、その実情や課題を有識者や関係企業等が講演。また、海外現地における食品の低温物流サービスを提供する日系企業が、その取組事例等について紹介する。
◎開催概要
日時:2月18日14時~16時
形式:対面形式
会場:TKP東京駅大手町カンファレンスセンターホール22G(東京都千代田区大手町1-8-1KDDI大手町ビル22階)
申込方法:以下申込フォームから
申込締切:2月14日 18時00分
<プログラム>
1.開会の挨拶
<登壇>
農林水産省大臣官房審議官 笹路健氏
株式会社前川総合研究所代表取締役社長 篠崎聡氏(グローバル・フードバリューチェーン推進官民協議会副代表)
2.青果物鮮度センシング技術開発の現状と輸送損傷評価への適用
<登壇>
岐阜大学大学院連合農学研究科教授 中野浩平氏
3.ASEAN地域におけるコールドチェーン物流と国土交通省の取組
<登壇>
国土交通省物流・自動車局国際物流室
4.日系物流企業の取組事例
<登壇>
郵船ロジスティクス株式会社
KonoikeVinatransLogisticsCo.,Ltd.(鴻池運輸株式会社ベトナム法人)
5.質疑応答
6.食品関連企業の海外展開に向けた農林水産省の取組
<登壇>
農林水産省輸出・国際局海外連携グループ
7.閉会の挨拶
<登壇>
早稲田大学政治経済学術院教授 深川由起子氏(グローバル・フードバリューチェーン推進官民協議会代表)
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