備蓄米売り渡し 手続きを迅速化 江藤農相2025年2月18日
江藤拓農相は2月18日の閣議後会見で政府備蓄米の売り渡しについては、入札から小売業者などが現物を受け取るまでの期間をできるだけ短縮するよう事務方に指示をしていると話した。

江藤農相
江藤農相は14日の会見で入札公告を3月初めに予定し、その1週間後には入札を行い、3月半ばには備蓄米の引き渡しを開始するとしていた。
この日の会見では「入札から売り渡し、現物を受け取るまでできるだけ短縮するよう指示した」と述べ「少しでも早く消費者に届けられるよう手続きの迅速化を図りたい」とした。早ければ3月末には店頭に並ぶことも考えられる。
備蓄米が販売されることによって「流通が正常化すれば、価格も落ち着くことが期待される」と指摘したほか、備蓄米の販売の動きをきっかけに在庫として抱え込まれているとされる米が流通に乗れば「もっと早いタイミングで流通が正常化することも期待される」と話した。
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