「所得補償と田畑の復旧を」 JAのと・藤田繁信組合長 令和の百姓一揆員会集会での発言から2025年2月20日
2月18日、令和の百姓一揆実行委が国会内で開いた集会では、JAのとの藤田組合長がオンラインで被災状況と支援の重要性を報告した。以下はその要旨。
昨年の震災と水害で、田んぼは亀裂が入り隆起し泥が湧きあがった。ライスセンターや倉庫など当JAの施設も損壊した。
いま、全国のゼネコンが現場に入って復旧を進めているが、道路と河川が先で、農地はその後になる。私たちは昨年11月、奥能登復旧復興センターを立ち上げた。農家・生産者と共に、田畑を1枚でも多く復旧していく。
(震災前の)令和5年の作付け面積は2800ヘクタールだったが、昨年は1800ヘクタールだった。その後水害もあり、今年は1800いくかどうか。作付けできなければ農家は収入が途絶える。国にも要望しているが、所得補償はぜひお願いしたい。
能登の沖合の島は野鳥の聖地だが国境でもある。食料安保の観点からも省庁の垣根を超えて努力してほしい。石破総理のいう防災省を早く作ってプロを集め、復旧を進めてください。
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