都市と農村の共存共栄へ「農村振興シンポジウム」開催 奈良県2025年3月14日
奈良県は2月15日、「農村振興シンポジウム」後援:奈良県多面的機能支払推進協議会、奈良県農村地域づくり協議会)を奈良市のなら100年会館で開催した。
パネルディスカッションの様子
奈良県では、都市農村交流を通じて地域の活性化と活動の質的な向上を図るとともに、農村地域の魅力を発信。地域に元気と幸せをもたらす取り組みなどを紹介し、都市住民が農村地域を訪れるきっかけとなる交流を促進している。その一環として今回のシンポジウムは、農村地域への理解を深めていただくことを目的として開かれた。
シンポジウムでは、奈良県農村振興優良組織の表彰や、俳優で株式会社AGRIKO代表取締役の小林涼子氏による基調講演が行われ、多くの参加者から質問があった。また、「都市と農村の共存共栄~持続可能な地域社会を目指して~」をテーマにパネルディスカッションを実施。コーディネーターは、京都府立大学農学食科学部准教授の中村貴子氏が務め、小林氏のほか、自然派農場しもかわ 代表の下川麻紀氏、特定非営利活動法人ハンサムガーデン代表理事の窪一氏も参加し活発な議論が行われた。
農村地域活動の優良組織表彰式
このほか、奈良県農村地域づくり協議会などによる活動PR、農産加工品の抽選プレゼントが行われた。奈良県は、今後も農村地域の魅力発信や、都市農村交流を通じた地域の活性化につながる取り組みを実施する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日