滋賀県野洲市と農業連携協定 生産地と消費地の連携創出へ 大阪府泉大津市2025年3月31日
大阪府泉大津市と滋賀県野洲市は3月28日、「農業を通じた連携による持続可能なまちづくり」など4項目にわたる農業連携協定を締結した。
農業連携協定の締結式に臨んだ泉大津市の南出賢一市長(左)、野洲市の櫻本直樹市長(中央)、
JAレーク滋賀の木村代表理事理事長
泉大津市は、「市民の健康増進」および「食料危機への備え」の観点から、日本人の主食である米を中心とした農作物等を、国内の農業の持続的発展に寄与する形で安定的に確保していくため、2023年3月に「安全・安心な食糧の安定的確保に関する構想」を策定。構想の実現に向けて今年度、た連携先となる自治体を募集し、野洲市との協定締結に至った。
両市は、2009年から広域ネットワーク型災害協定で連携。このほど、泉大津市が掲げる食糧確保構想と、野洲市の農業振興に向けた方針(米の安定した販路の確保や、有機栽培米の取組みの推進)が合致したことから、農業連携協定を締結した。
具体的な連携として、野洲市で令和7年秋に収穫される有機栽培米を9トンを購入し、市内の学校給食で提供することから始め、食と農を通じて両地域の課題解決に繋がる取組みの創出を図る。
◎農業連携協定における連携取組事項
(1)農業を通じた連携による持続可能なまちづくりに関すること
(2)環境保全型農業の実現に関すること
(3)資源循環型農業の実現に関すること
(4)農業を通じた連携による交流・関係人口の創出に関すること
重要な記事
最新の記事
-
【'25新組合長に聞く】JAようてい(北海道) 金子辰四郎組合長(4/11就任) 「国民の胃袋」支える誇り胸に2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(上)2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(下)2025年4月28日
-
令和7年度「3-R畜産たい肥散布体験会」を開催 JA全農ひろしま2025年4月28日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年4月28日
-
【農業協同組合研究会】5月31日に研究大会 新基本計画と今後の農政テーマに2025年4月28日
-
里山再生ビオトープ「クミカ レフュジア菊川」創設 クミアイ化学工業2025年4月28日
-
JA大阪南管内ブドウ圃場で農業資材「スキーポン」試験開始 アクプランタ2025年4月28日
-
「世界ミックスダブルスカーリング選手権」日本代表チームの食事をサポート JA全農2025年4月28日
-
「JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会」全国から出場計16チームが決定2025年4月28日
-
JAタウン イメージキャラクター「じぇー太」のクリアファイル新発売2025年4月28日
-
全農杯全日本卓球選手権大会栃木県予選会 副賞のとちぎ和牛など「ニッポンの食」で子どもたちを応援 JA全農とちぎ2025年4月28日
-
和紙の製造技術を応用した農業用マルチシート「和紙マルチ」販売開始 日本製紙パピリア2025年4月28日
-
国産ジビエ認証施設に宮城県「大崎市ジビエ食肉処理加工等施設」認証 農水省2025年4月28日
-
お茶を楽しむ「チャチャっとお茶生活キャンペーン」開始 農水省2025年4月28日
-
大規模植物工場でわさびの栽培技術開発を開始 海外市場向け生産体制構築へ NEXTAGE2025年4月28日
-
「農家が作る本格フルーツかき氷」 自家農園の完熟ブルーベリー使用の新メニュー アグリハニー2025年4月28日
-
地球環境保全へ 持続可能な生産と消費で負荷を低減「ネイチャーポジティブ宣言」発表 パルシステム2025年4月28日
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日