農政：全国会議員に聞く「どうするのかコロナ危機」
屋良朝博 立憲民主党 衆議院議員【緊急特集 全国会議員に聞く「どうするのかコロナ危機」】2021年9月1日
屋良朝博 衆議院議員
○屋良朝博
○立憲民主党
○衆議院議員
○選挙区：沖縄県３区
○出身地：沖縄県北谷町
【１】現在の政府のコロナ対策についての評価
政府は今、何をなすべきか、まったくわかっていない。国民の命とくらしを守るため、コロナ対策を最優先にすべきところ、五輪開催を強行し、国民の命を危機にさらしてしまった。
感染防止に向けたワクチン接種については、正確なワクチン供給見通しと自治体との連携、ワクチン接種従事者等とのコミュニケーションが欠かせないにもかかわらず、現場の状況をふまえずトップダウンで接種を早急に行うよう強要したことで混乱が生じた。PCRや抗原検査等、検査体制を早急に拡充する必要がある。
感染爆発防止のために営業や外出を控えざるをない方々に対する補償が、極めて不十分で、経済活動を継続しなければ生活が成り立たない状況にある。
【２】今後のコロナ対策についての提案
コロナ禍において厳しい状況に追い込まれている国民一人ひとりに寄り添い、取り得る全ての策を講じていくべき。地域の事情に寄り添い現場の声をふまえたワクチン接種体制を構築する。
そもそも今回の日本の感染拡大防止策の失敗は検査体制の遅れにあり、必要な時に誰もが受けられるPCR検査体制を確立し感染者の早期発見・隔離に努めていく。
日々の生活を支えるために改めて持続化給付金や家賃支援給付金を支給するととともに、困窮世帯に向けた特別給付金も支給していく。
【３】コロナ禍で見えてきた日本政治のあり方について思うことは？
戦後最大の国難ともいえるコロナ禍にあって、最も重要なのは国民とのコミュニケーション能力である。そのための意思も能力もなく、国民の代表が集う国会を軽視し、説得、納得していただくための言葉をもたない政治に国民は辟易している。国民に寄り添い心に届く言葉を今こそ、語りかける必要がある。
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