農政:全国会議員に聞く「どうするのかコロナ危機」
大西健介 立憲民主党 衆議院議員【緊急特集 全国会議員に聞く「どうするのかコロナ危機」】2021年9月3日
大西健介 衆議院議員
○大西健介
○立憲民主党
○衆議院議員
○選挙区:愛知県13区
○出身地:奈良県
【1】現在の政府のコロナ対策についての評価
(1)ワクチン接種の問題点と今後の課題
ワクチンについては、感染拡大地域に重点配分するなどメリハリの効いた配分を行うべき。国産ワクチンの開発を急ぎ、ワクチン供給を海外に依存せずにすむようにすべき。
(2)医療体制の問題点と今後の課題
入院できず自宅療養中に亡くなる人がないように、野戦病院的臨時の医療施設の整備を急ぐべき。治療薬の開発を急ぐべき。
(3)国民生活や経済活動の規制(「外出自粛」「営業自粛」「リモート作業」等)への補償
規制の大前提は十分な補償。それがないことが最大の問題。
(4)検査体制の拡充について
積極的疫学調査の放棄は、科学的・客観的判断を歪めるおそれがある。
その他、新たな変異株の流行を防ぐために、水際対策を強化すべき。
【3】今後のコロナ対策についての提案
3週間集中的に人流抑制を実施する。その大前提として、事業規模に応じた持続化給付金の再支給など十分な補償を行う。
全国規模で広域的に医療従事者のマンパワーを相互調整するとともに、臨時の医療施設の整備などにより望まない自宅療養をなくす。
出入国管理を徹底する。
【4】コロナ禍で見えてきた日本の政治のあり方について思うことがありますか?
過度な自己責任型社会システムの行きづまり。
科学的、客観的データを軽視した行きあたりばったりの政策決定。
公平性への過度な配慮による緊急時の判断のスピードの遅さ。
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