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農政:全国会議員に聞く「どうするのかコロナ感染爆発」

吉田とも代 日本維新の会 衆議院議員【緊急特集・全国会議員に聞く どうするのかコロナ感染爆発】2022年1月27日

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吉田とも代 衆議院議員吉田とも代 衆議院議員

○吉田とも代
○日本維新の会
○衆議院議員
○選挙区:徳島1区(四国比例)
○出身地:兵庫県神戸市垂水区

【1】これまでの政府のコロナ対策についての評価
感染症対策は国家安全保障に位置づけられるにも関わらず、我が国の感染症関連の研究体制は予算的にも人員的にも極めて脆弱であり、国民の命と健康を守るという使命が果たせていない。また、ワクチンや治療薬の開発が他国に後れを取っていることは、薬事承認制度等の国の体制に不備があり、危機管理体制が不十分であると言わざるを得ない。さらに、水際対策が不十分であったこと、PCR検査体制の整備が遅れたことを指摘しておきたい。

【2】オミクロン株拡大による今後のコロナ対策で政府は何をすべきか。
基本的な対処方針について、第5波までの対応と大きな変更はなく、感染力が強く、重症化率が比較的低いオミクロン株に適した対応であるとはいえない。飲食店等の犠牲を伴う基本的対処方針から、社会全体が感染対策を行うよう方向転換すべきである。
そのような中、オミクロン株は感染力が高すぎるので、保健所が必ず介入するという仕組みは見直すべきであり、5類感染症への分類の見直しを検討すべきである。また、ワクチンの3回目接種を急ぐことも重要である。

【3】コロナ禍で見えてきた「日本社会の課題」と現政権に望むこと。
我が国はOECD加盟国の中で、政府・行政・民間企業等でデジタル化が遅れていることが明らかとなった。昨年9月にデジタル庁が設置されたが、完全な周回遅れである。組織をつくるだけではなく、人材の育成にも積極的に取り組んでいくべきである。
また、中小企業へのデジタル化支援を通じて、技術革新や生産性の向上を図ることは喫緊の課題であると考える。

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