農政:今こそ 食料自給「国消 国産」 いかそう 人と大地
【食と農への思い 校長先生100人に聞きました】北海道 富良野市立扇山小学校2022年11月2日
【食と農への思いと農業者へのメッセージ】
富良野市立扇山小学校 桑原啓成校長
<Q>学校では農業と地域の農産物の大切さをどう教えていますか? その特徴や狙いなどもお願いします。
・とうもろこしの種まき、収穫体験(農産物の成長から学ぶ)
・じゃがいも、ニンジン、タマネギを育て、それを使った「フラノオムカレー作り」を緑豊高校のカレンジャーと共同で行い、地産地消について考える
・ふるさと給食(食べることの大切さや作り手への感謝の気持ち)
・まちづくりに関わって:ふらの産ブドウはワイン工場、ふらの産牛乳はチーズ工房でブランド化していること
<Q>これからの日本の農業についてご意見があればお聞かせください。
生産者の思いや工夫、食への安心、安全、経済など、子どもたちが色々な側面から学び、自分で決めることができるようになってほしいと願っています。特に「食べる」ことについては、子どもたちの生活の中で切りはなせないものです。消費者の立場も深まります。
<Q>現場の農業者へのメッセージをお願いします。
消費者として、世界の中の日本としての見方が強く、将来農業をやってみたいという子は多くはありません。しかし、自分の考えた方法を試すことのできる職業であり、そのことについて魅力を感じる子どももいます。子どもに夢を与えてほしいと思います。
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