基礎化学、石油化学がふるわず 業績予想を下方修正 住友化学2013年2月7日
住友化学は2月1日、平成25年3月期第3四半期決算を発表した。
売上高は前年同期に比べて216億円(1.5%)減の1兆4223億円、営業利益は同216億円(37%)減の368億円、経常利益は同109億円(22.4%)減の376億円、4半期純損益は407億円の損失となった。
基礎化学部門と健康・農業関連事業部門で売上高がともに200億円以上落ちたほか、利益面では基礎化学部門と石油化学部門で損失を計上した。
健康・農業関連事業部門は、海外での除草剤の出荷は好調を維持したが、オリセットネット(防虫蚊帳)の出荷減少や飼料添加物「メチオニン」の価格下落があり、売上高は同206億円減の1702億円、営業利益は同86億円減の89億円だった。
これらの部門の落ち込みを受けて、24年10月に発表した通期の業績予想を大幅に下方修正した。売上高は前回発表時に比べて500億減の1兆9700億円、営業利益は同150億円減の500億円、経常利益は同170億円減の450億円、当期純利益は同600億円減で500億円の損失となる見込み。
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