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クミ化・堀田氏、住友化学・鈴木氏が奨励賞2013年3月26日

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 日本農薬学会は平成25年度の日本農薬学会賞・論文賞の受賞者を決めた。

 学会賞奨励賞は、堀田雄大氏(クミアイ化学工業)の「農薬補助剤のライフサイクルに関与する環境微生物の分子生態学的研究」、鈴木祐介氏(住友化学)の「蛍光分光法を用いたフェンバレレートの光励起ラジカル検出に関する研究」の2課題が受賞した。
 そのほか、業績賞(技術)には柳瀬勇次氏(三井化学アグロ)らによる新殺菌剤「ペンチオピラド」、吉村巧氏(ケイ・アイ研究所)らによる新水稲除草剤「ピリミスルファン」など3課題が選ばれた。
 業績賞(研究)は受賞者がいなかった。
 3月14?16日に筑波大学(茨城)で開催された日本農薬学会第38回大会で表彰式が行われた。

 全受賞者は次の通り(敬称略、▽「研究課題」氏名(所属))。
奨励賞
▽「農薬補助剤のライフサイクルに関与する環境微生物の分子生態学的研究」堀田雄大(クミアイ化学工業(株))▽「蛍光分光法を用いたフェンバレレートの光励起ラジカル検出に関する研究」鈴木祐介氏(住友化学(株))
業績賞(技術)
▽「新殺菌剤『ペンチオピラド』の研究開発」柳瀬勇次、勝田裕之、冨谷完治、榎本幹、坂本修(三井化学アグロ(株))
▽「農作物中の残留農薬濃度に関する変動要因の評価」藤田眞弘、飯島和昭(一般財団法人残留農薬研究所)
▽「新水稲除草剤『ピリミスルファン』の研究開発」吉村巧、池内利祐、大野修二((株)ケイ・アイ研究所)、朝倉草平(クミアイ化学工業(株))、濱田祐介(イハラケミカル工業(株))
論文賞
「Fipronil resistance in Sogatelle furcifera : Molecular cloning and functional expression of wild-type and mutant RDL GABA receptor subunits(セジロウンカのフィプロニル抵抗性:野生型と変異型GABA受容体RDLサブユニットのクローニングと機能発見)」Toshifumi Nakao、Masako Hama、Nobuyuki Kawahara、Kangetsu Hirase

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