日植防が総会 創立60周年記念誌を発行2013年6月14日
日本植物防疫協会(日植防)は6月11日、都内のホテルで一般社団法人移行後の第2回総会を開催した。
山口勇理事長は「今年、当協会は創立60周年を迎えることができた。これも関係各位のご指導ご鞭撻の賜と深く感謝申し上げる。環太平洋経済連携協定(TPP)や農業従事者の高齢化、後継者不足など、わが国農業を取り巻く環境は依然厳しいが、植物防疫の果たす役割はこれまで以上に重要となる。一般社団法人移行後の昨年は約160人の新会員にも加入いただいた。引き続き植物防疫の課題解決に邁進していきたい」とあいさつした。
総会では、農林水産省消費・安全局植物防疫課の大友哲也課長が祝辞を述べ、平成24年度の事業報告と決算および新年度計画などを承認した。また、農薬工業会の会長交代にともない、福林憲二郎氏に替わり、新理事として神山洋一農薬工業会会長(日本農薬代表取締役社長)が就任した。
創立60周年記念誌『60年のあゆみ』が披露されたほか、協会事業への貢献を讃えて永井徹、村井敏信、吉澤治の3氏に功績賞を授与した。
続いて懇親会に移り、神山理事の発声で乾杯。和やかな歓談の後、午後6時過ぎに散会した。
(写真)
あいさつする山口勇理事長
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・販売価格への反映が難しい環境保全型農業 日植防シンポジウム(2013.01.22)
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