作物保護技術でシンポ 報農会が9月26日2013年7月16日
公益財団法人報農会は9月26日、東京・北区の「北とぴあ」つつじホールで第28回報農会シンポジウム「植物保護ハイビジョン2013 生産環境の変化と作物保護技術の再評価」を開く。
近年、病害虫・雑草防除技術の高度化や、環境保全型農業に適した防除技術の開発・普及が進んでいる。一方で温暖化や薬剤耐性の発現なども、国内外で作物保護に対する考え方が変化している。このシンポジウムではこうした問題点を整理し、今後の技術開発・普及の方向性について考える。
宮城県古川農業試験場の鈴木智貴さんがイネばか苗病対策、鹿児島県農業開発総合センターの井上栄明さんが育苗箱施薬の再評価などに研究成果を発表するほか、雑草防除、EUの農薬事情、国内のキクの生産動向などの発表がある。
10時15分から16時45分まで。参加費は一般2000円、学生1000円。申し込みは報農会事務局(TEL・FAX:042ー381ー5455、Eメールまで。
◇
講演者と演題は次の通り(敬称略)。
▽「雑草の防除対策」宇都宮大学雑草科学研究センター・米山弘一
▽「宮城県におけるイネばか苗病発生の現状と防除対策の検討」宮城県古川農業試験場・鈴木智貴
▽「育苗箱施薬の病害虫防除効果の再評価」鹿児島県農業開発総合センター・井上栄明
▽「EUにおける農薬事情」農薬工業会・横田篤宜
▽「国内花井(菊)の生産動向と課題」イシダロ農材(株)・古橋友雄
(関連記事)
・報農会第28回功労者表彰、受賞者決定(2013.06.14)
・水稲除草剤、後期剤のニーズ高まる 報農会シンポジウム(2012.09.27)
・果樹用混合剤、数量・金額ともに前年比1.5倍 7月末農薬出荷実績 (2012.09.20)
・薬剤抵抗性は生産コスト増大につながる 地域連携で対策を 日植防シンポジウム (2012.09.13)
重要な記事
最新の記事
-
【JA人事】JAながぬま(北海道)柴田佳夫組合長を再任(4月4日)2025年4月11日
-
農業 5年で構造転換 基本計画閣議決定2025年4月11日
-
農林部会が現場ヒアリングへ 自民が関税措置対策2025年4月11日
-
今度は都市住民にタスキ 「令和の百姓一揆」の意義とこれから レイバーネットTVが特集2025年4月11日
-
(430)本棚のサブリミナル効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月11日
-
子どもたちが育てた「春のかほり」 JA熊本市キャベツ部会が出前授業2025年4月11日
-
博多うまかショップで「福岡の魅力食べて応援キャンペーン」開催中 JAタウン2025年4月11日
-
浅草花やしきで「バケツ稲づくりセット」無料配布 JAグループ2025年4月11日
-
バタースイーツ「Butters」が新東名高速道路の岡崎サービスエリアに期間限定店 Hiori2025年4月11日
-
つなぐファームが地域交流イベント 5月11日に千葉市でサツマイモの植え付け体験 千葉エコ・エネルギー2025年4月11日
-
適用拡大情報 殺虫剤「アクセルフロアブル」 日本農薬2025年4月11日
-
大型ほ場対応の水田用自動給水機「Aquaport Wide」を5月から販売 北菱電興2025年4月11日
-
米粉ドーナツ専門店「田万里家」が4月25日 に「ekie広島駅店」オープン 農ライファーズ2025年4月11日
-
サザエさんに楽しいセリフを「もりのわ」話吹き出しコンテスト開催 林野庁2025年4月11日
-
栃木県宇都宮市の農産直売所あぜみち上戸祭店「10周年記念感謝祭」開催2025年4月11日
-
小規模水路のAI水位予測モデルの実用性を検証 NTTコムウェア・NTT Com2025年4月11日
-
わけあり野菜をおいしく「もったいないをおいしくフェア」イオン津田沼店で開催2025年4月11日
-
さいたま市「東日本まるまるマルシェVol.1」スイーツをテーマに開催 東日本連携・創生フォーラム2025年4月11日
-
「カーネーション切り花」香りに関するアンケート調査 カインズ浦和美園店で12日実施2025年4月11日
-
インドネシア最大級のパーム農園にドローン監視システムを導入 テラドローン2025年4月11日