農業科学部門の売上高、過去最高 ダウ2013年7月31日
ダウ・ケミカル(本社、米国・ミシガン州)は2013年第2四半期の業績を発表した。農業科学部門が上半期では過去最高の売上高を達成した。
第2四半期の売上高は146億ドルで前年同期並みだった。このうち、農業科学部門は前年同期に比べて10%増の40億ドルと、上半期では過去最高を記録した。販売数量は2%増でほとんどの地域でのび、特に中南米が12%増と大きく増えた。一方、販売価格は為替下落などを要因に2%下落した。
特別計上項目を除いた純利益は7億7000万ドルで同19%増。調整後の1株あたり利益は0.64ドルで同0.09ドル増だった。
同社のアンドリュー・リバリス会長兼CEOは今後の見通しについて「下半期も対前年比で利益を改善できる」という。また、すでに15億ドル相当の事業の撤退を発表し「今後12カ月でさらなるポートフォリオの見直しを継続する」としているが、農業分野については「成長に向けた投資を継続する」とコメントしている。
(関連記事)
・長崎の文化財保護にダウの防除システム採用(2013.07.23)
・Meijiとダウ、新規殺菌剤を共同開発(2013.07.10)
・ソチ冬季五輪公式カーボン・パートナーに ダウ(2013.03.26)
・農業科学部門、売上高・利益とも過去最高 ダウ・ケミカル(2013.02.06)
・がん患者への支援活動で表彰 ダウ・ケミカル(2012.11.22)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日