除草剤「イプフェンカルバゾン」の登録取得2013年8月6日
北興化学工業は8月6日付で新規水稲用除草剤イプフェンカルバゾン剤の農薬登録を取得した。
イプフェンカルバゾンは同社が独自開発した新たな除草剤成分だ。水稲に対する高い安全性があるほか、残効性に優れている。
ノビエの2.5葉期まで処理することができる長い残効性、発生始めまでの一年生広葉雑草に対する高い効果、などが特徴で、田植同時処理に最適だ。
同日付で農薬登録を取得したのは、単剤の「ファイター1キロ粒剤」と、ブロモブチド、ベンスルフロンメチルとの混合剤「ウィナー」(1キロ粒剤75、1キロ粒剤51、ジャンボ、Lジャンボ、フロアブル、Lフロアブル)6剤の計7剤。このうち「ウィナー」は平成26年の上市を予定している。
同社は「安全・省力・長く効く」をコンセプトに、イプフェンカルバゾンの多彩な混合剤の開発を期待しており、将来的に30万haの普及をめざすとしている。
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