海外でダニ剤伸長 日本農薬第3四半期2013年8月9日
日本農薬は8月9日、平成25年度9月期第3四半期決算を発表した。
売上高は前年同期比13%増の386億6200万円、営業利益は同79.8%増の74億8900万円、経常利益は同73.7%増の72億800万円、四半期純利益は同96.6%増の47億5500万円と、増収に加えノウハウ技術料の増加などがあり、大幅な増益となった。
主力の農薬事業は、売上高が同15.3%増の353億4400万、営業利益は同84.9%増の67億7300万円だった。国内では、新製品5剤を上市したが水稲用殺菌剤の在庫調整の影響もありほぼ前年同期並みだった。一方、海外は、アジアでは病害虫の発生が少なかったが、米州で害虫、特にダニの発生が多かったためダニ剤「ダニトロン」などの売上高が伸び、前年同期を上回った。
今回の発表をうけての、通期業績予想の修正はない。
(関連記事)
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