いもち病、カメムシの発生多い 病害虫発生予報2013年8月19日
農水省は「平成25年度 病害虫発生予報第6号」を8月15日に発表した。
これによる向こう1か月の主要な発生予察情報は以下の通り。
【水稲】
いもち病と斑点米カメムシ類の発生が多くなると予想。
葉いもち病の発生は南九州の一部地域で「多い」、甲信の一部地域で「やや多い」。穂いもち病の発生は、近畿の一部地域で「多い」、東北の一部地域で「多い」または「やや多い」、甲信および中国の一部地域で「やや多い」と予想。
紋枯病の発生は、北東北の一部地域で「多い」または「やや多い」、東海の一部地域で「やや多い」と予想している。また、前年に本病が多発した地域では、今年も多発する可能性があるので注意が必要だとしている。
斑点カメムシ類の発生については、甲信、北陸の一部地域で「多い」、東北、関東、東海、近畿および中国の一部地域で「多い」または「やや多い」、北海道、四国および南九州の一部地域で「やや多い」と予想している。
トビイロウンカの発生は、南関東、中国および九州の一部地域で「多い」、近畿および四国の一部地域で「やや多い」と予想。なお、トビイロウンカについては、近年、特定の薬剤に対する感受性が低下した個体が確認されており、都道府県から発表される発生予察情報を参考に適切な薬剤を選択するよう呼びかけている。
コブノメイガの発生は、北東北および北陸の一部地域で「多い」と予想。フタオビコヤガの発生は、東北の一部地域で「多い」または「やや多い」、東海の一部地域で「やや多い」と予想している。
【大豆】
吸実性カメムシ類の発生は、北東北の一部地域で「多い」、ハスモンヨウトウの発生は「平年並み」と予想している。
【野菜・花き】
発生が「多い」「やや多い」と予想される病害虫および地域は表1の通り(露地・施設栽培)。
【果樹・茶】
発生が「多い」「やや多い」と予想される病害虫および地域は表2の通り。
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