「消費者への情報発信強化」 農薬工業会2014年1月8日
農薬工業会は1月7日、東京・大手町の経団連会館で平成26年の賀詞交歓会を開いた。
神山洋一会長(日本農薬代表取締役社長)は、同会が昨年、創立60周年を迎えたことを紹介するとともに「今年は新たな歴史を刻む最初の年であり、長期的な視点にたった将来ビジョンの策定をすすめている。とくに生産者の大型化や法人化、輸出入の促進などの環境変化への対応が重要だ」と述べた。
同会の今年の活動方針としては、「消費者や教育関係者、マスコミを対象に、農薬がいかに農産物の増産や省力化に貢献しているかといった情報を、効果的に分かりやすく発信していく」、「海外の農薬関係団体などと連携を強化する」、「日本や世界での現場ニーズに応えるために、安全性が確保された新製品、技術を生み出す」、などのポイントをあげた。
また、平田公典副会長(日産化学工業専務取締)は「よりいっそう農薬の安全性、有用性をPRしていきたい」、西本麗副会長(住友化学常務執行役員)は「日本の農業はまだまだのびる。新たな開発や安全性の確保などの業務を引き続き進めていく」と、それぞれ抱負を語った。
昨年末に同会が公表した平成25農薬年度(24年10月?25年9月)の出荷実績は、数量で99.8%、金額で101.8%とほぼ前年並みだった。
(写真)
(上から)神山会長、平田副会長、西本副会長
(関連記事)
・【2014年 年頭所感】神山 洋一 氏(農薬工業会 会長)
・主婦層対象に農薬ゼミ 1月18日、東京都内で(2013.12.18)
・25農薬年度出荷実績 数量前年並、金額2%増(2013.11.22)
・防除・研究の犠牲になった虫を供養 農薬工業会(2013.11.15)
重要な記事
最新の記事
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(2)今後を見据えた農協の取り組み 営農黒字化シフトへ2025年1月23日
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(3)水田に土砂、生活困惑2025年1月23日
-
災害乗り越え前に 秋田しんせい農協ルポ(4)自給運動は農協運動2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(1)2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(2)2025年1月23日
-
人づくりはトップ先頭に 第5次全国運動がキックオフ 150JAから500人参加【全中・JA人づくりトップセミナー】(3)2025年1月23日
-
元気な地域をみんなの力で 第70回JA全国女性大会2025年1月23日
-
鳥インフル 米アイオワ州など5州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月23日
-
鳥インフル 英シュロップシャー州、クルイド州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月23日
-
スーパー売り上げ、過去最高 野菜・米の価格影響 「米不足再来」への懸念も2025年1月23日
-
福島県産「あんぽ柿」都内レストランでオリジナルメニュー 24日から提供 JA全農福島2025年1月23日
-
主要病虫害に強い緑茶用新品種「かなえまる」標準作業手順書を公開 農研機構2025年1月23日
-
次世代シーケンサー用いた外来DNA検出法解析ツール「GenEditScan」公開 農研機構2025年1月23日
-
りんご栽培と農業の未来を考える「2025いいづなリンゴフォーラム」開催 長野県飯綱町2025年1月23日
-
ウエストランドが謎解きでパフェ完食 岡山の希少いちご「晴苺」発表会開催 岡山県2025年1月23日
-
「農業でカーボンニュートラル社会を実現する」ライブセミナー配信 矢野経済研究所2025年1月23日
-
【執行役員人事】南海化学(4月1日付)2025年1月23日
-
【人事異動】クボタ(2月1日付)2025年1月23日
-
種籾消毒処理装置「SASTEMA(サスティマ)」新発売 サタケ2025年1月23日
-
油で揚げずサクッと軽い「お米でつくったかりんとあられ 抹茶」期間限定発売 亀田製菓2025年1月23日