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園芸用剤が伸び増収増益 サンケイ化学2014年1月17日

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 サンケイ化学は1月16日、平成25年11月期の決算短信を発表した。園芸用の除草剤、殺虫剤などの売り上げが増え、増収増益となった。

 同期の売上高は、前年度に比べて6100万円(0.9%)増の65億4500万円、営業利益は同500万円(8.7%)増の7400万円、経常利益は同1900万円(12%)増の1億8100万円、当期純利益は同4500万円(66.9%)増の1億1300万円だった。
 用途別の売上高では、主力の殺虫剤は園芸用が伸び同3.1%増の37億6500万円、除草剤が同2.3%増の5億2500万円、殺虫殺菌剤が同0.5%増の4億900万円だった。一方、殺菌剤は同6.2%減の8億9800万円だった。農薬以外の事業ではゴルフ場関係の防除作業は増えたが、森林用資材が減ったため、同1.2%減の4億7900万円だった。
 次期は、水稲用殺虫剤「スクミノン」、食品由来物質をつかった「サンクリスタル乳剤」、「ハッパ乳剤」、「ビオネクト」など独自開発品の拡販、環境負荷低減化製品の開発、農業・森林および緑化部門の普及販売強化を図り、売上高65億円、営業利益7000万円、経常利益1億5000万円、当期純利益8000万円と、今年度並みの収益を見込んでいる。


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