2つの作用で高い効果「プリンススピノ粒剤6」2014年3月7日
BASFジャパンは2月、新規水稲育苗箱専用殺虫剤「プリンススピノ粒剤6」を発売した。
「プリンススピノ粒剤6」は2つの作用で幅広い水稲害虫に優れた効果を発揮する。
有効成分はフィプロニルとスピノサドの2成分で、は種時から移植当日までの幅広い時期に使用することができ、「ダブルの効果で、死角なし」のキャッチフレーズ通り、幅広い殺虫活性を持つフィプロニルをスピノサドがさらに補い、両成分による相乗効果が期待できる。
とくに、フタオビコヤガをはじめとしたチョウ目害虫や、フィプロニル低感受性イネドロオイムシに対して高い効果を発揮する。また、スピノサドは天然物由来の成分なので特別栽培米で化学合成農薬に使用回数にカウントされないというのも大きな特徴のひとつだ。
主な販売地域は関東甲信越・東北・北海道が中心となる。
同社では「今後も、このプリンススピノをコアとして、いくつかの殺菌剤との混合剤も継続的に市場投入していく予定」(化学品・農薬統括本部農薬事業部)にしており、水稲生産者にとって魅力あるラインナップの拡充をめざすとしている。
製品の問い合わせは、BASFジャパン化学品・農薬統括本部農薬事業部(TEL:0120-014-660)まで。
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