農業リスク分野で提携 JA共済連と東京海上日動2014年3月24日
JA共済連と東京海上日動火災保険(株)(東京海上日動)は、昨年春から幅広い分野での包括的な業務提携の可能性について協議・検討を行ってきたが、このほど先行して農業リスク分野の提携にかかる基本事項について合意した。
合意した内容は、JA共済連グループと東京海上日動がこの4月に「農業リスク保障・サービス共同開発センター」を、両者から専従者を含めて10名程度で設置し、農業リスクに関する新たな保障・サービスの検討および開発・展開に取組むことにした。
具体的な検討項目は、
1)異常気象リスク分野:異常気象リスクへの備えとして、農業者や再生可能エネルギー発電事業者等に提供する新たな保障・サービスの共同開発。
2)農産物の輸出サポート:農産物の輸出を行うJA職員向けの輸出に関する実務セミナー等の共同開発。
3)リスクコンサルティング等の各種支援サービス:農業経営にかかるリスクコンサルティング等の各種サービスの共同開発。
4)その他農業者向けの新たな保障・サービス
これらの検討項目については、今年9月以降、保障・サービスの提供を開始することにしている。
両者は、引き続き「共済事業と保険事業という垣根を越えた幅広い業務提携の可能性を追求」していくことにしている。
(関連記事)
・農業・農協問題研究所がシンポの報告書(2014.03.03)
・JA共済連の国際支援 衣服など難民キャンプへ(2014.02.28)
・TPP、生産調整...協同組合に何が問われる(2013.11.15)
・JA共済連、東京海上日動と年度末まで協議(2013.08.06)
・CS向上、搬入率アップめざす JARICが総会(2014.02.21)
重要な記事
最新の記事
-
【令和6年度 鳥インフルエンザまとめ】2025年1月22日
-
【特殊報】チャ、植木類、果樹類にチュウゴクアミガサハゴロモ 農業被害を初めて確認 東京都2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(1)どうする?この国の進路2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(2) どうする?この国の進路2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(3) どうする?この国の進路2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(4) どうする?この国の進路2025年1月22日
-
禍禍(まがまが)しいMAGA【小松泰信・地方の眼力】2025年1月22日
-
鳥インフル 英イースト・サセックス州など4州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月22日
-
【JAトップ提言2025】消費者巻き込み前進を JAぎふ組合長 岩佐哲司氏2025年1月22日
-
【JAトップ提言2025】米も「三方よし」精神で JAグリーン近江組合長 大林 茂松氏2025年1月22日
-
京都府産食材にこだわった新メニュー、みのりカフェ京都ポルタ店がリニューアル JA全農京都2025年1月22日
-
ポンカンの出荷が最盛を迎える JA本渡五和2025年1月22日
-
【地域を診る】地域再生は資金循環策が筋 新たな発想での世代間、産業間の共同 京都橘大学教授 岡田知弘氏2025年1月22日
-
「全日本卓球選手権大会」開幕「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年1月22日
-
焼き芋ブームの火付け役・茨城県行方市で初の「焼き芋サミット」2025年1月22日
-
農のあるくらし日野のエリアマネジメント「令和6年度現地研修会」開催2025年1月22日
-
1月の「ショートケーキの日」岐阜県産いちご「華かがり」登場 カフェコムサ2025年1月22日
-
「知識を育て、未来を耕す」自社メディア『そだてる。』運用開始 唐沢農機サービス2025年1月22日
-
「埼玉県農商工連携フェア」2月5日に開催 埼玉県2025年1月22日
-
「エネルギー基本計画」案で政府へ意見 省エネと再エネで脱炭素加速を パルシステム連合会2025年1月22日