アジア地域のマラリア防除を支援 住友化学2014年5月7日
住友化学(株)は、アジア・パシフィック地域のマラリア防除を目的とする組織「AsiaPacific Malaria Elimination Network(APMEN)」に15万ドルを寄付することにした。
現在、アジア・パシフィック地域では年間に約2800万人がマラリアに感染しており、これはアフリカに次いで感染者数が多く、その対策が急がれている。
APMENは、これまで国際機関などがアフリカで実施してきたマラリア防除の取組みを、アジア・パシフィック地域で展開することを計画している。
すでにマラリア原虫に着目して調査研究、対策を推進。蚊帳による防除を働きかける一方で、薬剤散布などによるボウフラ蚊の駆除、抗マラリア薬に耐性を示すマラリア原虫に有効なワクチンの開発に取組んでいる。
住友化学は、マラリア予防用に蚊帳「オリセット・ネット」を製造・供給するほか、これまでもマラリアの防除や根絶を目的とするさまざまな活動を支援してきているが、今回、APMENの活動趣旨に賛同し、寄付を決定した。
同社は、今後もマラリアの防除や根絶に向けた取組みを積極的に支援していくことにしている。
(関連記事)
・ガーデニングでキャンペーン 住友化学園芸(2014.04.10)
・アフリカ農村に蚊帳33万張り 住友化学(2014.04.07)
・住友化学 野菜加工会社を設立(2014.03.12)
・米国で非農耕地向け農薬販売強化 住友化学(2014.01.31)
・小学校の"花育"を応援 住友化学園芸(2013.12.27)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(123) -改正食料・農業・農村基本法(9)-2024年12月21日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (40) 【防除学習帖】第279回2024年12月21日
-
農薬の正しい使い方(13)【今さら聞けない営農情報】第279回2024年12月21日
-
【2024年を振り返る】揺れた国の基 食と農を憂う(2)あってはならぬ 米騒動 JA松本ハイランド組合長 田中均氏2024年12月20日
-
【2025年本紙新年号】石破総理インタビュー 元日に掲載 「どうする? この国の進路」2024年12月20日
-
24年産米 11月相対取引価格 60kg2万3961円 前年同月比+57%2024年12月20日
-
鳥インフルエンザ 鹿児島県で今シーズン国内15例目2024年12月20日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「稼ぐ力」の本当の意味 「もうける」は後の方2024年12月20日
-
(415)年齢差の認識【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年12月20日
-
11月の消費者物価指数 生鮮食品の高騰続く2024年12月20日
-
鳥インフル 英サフォーク州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月20日
-
カレーパン販売個数でギネス世界記録に挑戦 協同組合ネット北海道2024年12月20日
-
【農協時論】農協の責務―組合員の声拾う事業運営をぜひ 元JA富里市常務理事 仲野隆三氏2024年12月20日
-
農林中金がバローホールディングスとポジティブ・インパクト・ファイナンスの契約締結2024年12月20日
-
「全農みんなの子ども料理教室」目黒区で開催 JA全農2024年12月20日
-
国際協同組合年目前 生協コラボInstagramキャンペーン開始 パルシステム神奈川2024年12月20日
-
「防災・災害に関する全国都道府県別意識調査2024」こくみん共済 coop〈全労済〉2024年12月20日
-
もったいないから生まれた「本鶏だし」発売から7か月で販売数2万8000パック突破 エスビー食品2024年12月20日
-
800m離れた場所の温度がわかる 中継機能搭載「ワイヤレス温度計」発売 シンワ測定2024年12月20日
-
「キユーピーパスタソース総選挙」1位は「あえるパスタソース たらこ」2024年12月20日