6月から農薬危害防止運動 周辺環境へ配慮を2014年5月7日
農水省は4月25日、平成26年度の農薬危害防止運動の概要を公表した。
政府は例年、水稲、野菜、果樹など、病害虫や雑草の発生が増え、農薬の使用量が増える6月から8月末にかけて、地方自治体、関連企業・団体などとも連携して農薬危害防止運動を展開している。農薬による人・家畜などへの危害を防止するため、農薬の適正な取り扱いや安全使用を呼びかける運動だ。
今年度の重点的取り組みとして、「周辺環境への配慮」を徹底するよう呼びかけている。
昨年4月、農水省と環境省は住宅地近隣での農薬の使用について対策を徹底するよう通知を出した。今年度も引き続き、この呼びかけを強化していく。また、近年、土壌くん蒸剤の使用による事故が目立っていることから、これについても安全使用の徹底や指導を強化していく考えだ。
26年度の運動実施概要は、農水省ホームページで掲載している。
(イラストは平成26年度農薬危害防止運動の啓発ポスター)
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