【決算】アグロ事業は減収減益 日本化薬2014年5月16日
日本化薬(株)は5月8日、平成26年3月期決算短信を発表した。
売上高は前年同一期間(※)に比べて121億円(8.1%)増の1601億円、営業利益は同47億円(24%)増の241億円、経常利益は同36億円(15.6%)増の265億円、当期純利益は同31億円(22.5%)増の167億円だった。
アグロ事業では、新規殺虫剤ANM-138の承認申請などを行ったが、商流の変更や子会社の取り扱い品目が減った影響などで、売上高は国内、輸出ともに減り前年同一期間に比べて7億円(10.1%)減の62億円だった。アグロ事業を含めたその他事業全体では、売上減に加えて開発費が増えたことで、3億円減の15億円となった。
次期業績は、売上高1680億円、営業利益210億円と全体では増収減益を見込んでいる。アグロ事業は売上高66億円で、増収増益を見込んでいる。
※同社は平成25年3月期から、決算日を5月31日から3月31日へと変更した。
(関連記事)
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