三井とBASF 新規殺虫剤を共同開発2014年6月12日
三井化学アグロ(株)とBASFは、三井化学アグロが見出した新規殺虫剤MCI-8007の独占的グローバルライセンス・開発契約を締結した。
三井化学アグロが見出した新規殺虫剤MCI-8007は、同社の持つ分子デザイン・有機合成技術から生まれたまったく新しい作用性を持ち、チョウ目、コチョウ目などの防除が困難な害虫に高い効果を持つ。既存剤に抵抗性を持つ害虫にも有効で、害虫の抵抗性管理に有効なローテーション使用の一剤としても重要な役割を果たすと考えられている。
BASFのマルクス・ヘルド農業製品部門プレジデントは「この新規殺虫剤は、BASFの現在そして将来におけるソリューションを補完する製品であり、BASFの殺虫剤ラインナップをさらに強化するものと位置付けている」とコメントしている。
三井化学アグロはBASFに対し、日本など一部の国を除き、この剤の商業化に関する世界的な独占実施権を提供する。
今後、両社はこの剤の共同開発を推進し、2016年の日本での農薬登録申請を皮切りに順次世界各国で登録申請していく予定にしている。
(関連記事)
・水稲用除草剤「キクンジャーZ」3製剤そろう(2014.04.07)
・BASF、アジア地域戦略「grow smartly」策定(2013.06.20)
・水稲用除草剤3剤を上市 三井化学アグロ(2013.05.29)
・欧州・北米で農業関連事業が好調 BASF(2013.05.14)
・【シリーズ・誕生物語】第4回「トレボン」(三井化学アグロ(株))(2013.04.24)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
「雨にも負けず塩にも負けず」環境変動に強いイネを開発 島根大学・赤間一仁教授インタビュー2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
【役員人事】ジェイエイフーズおおいた(6月25日付)2024年7月16日
-
【人事異動】ジェイエイフーズおおいた(4月1日付)2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日