【半期決算】園芸用農薬伸びる クミアイ化学2014年6月13日
クミアイ化学工業は6月5日、平成26年10月期の第2四半期決算を公表した。
売上高は前年同期比15.2%増の351億3900万円、営業利益は同28.8%増の32億5700万円、経常利益は同19.8%増の38億3000万円、四半期純利益は同10.3%増の24億4500万円だった。
農薬の販売は、国内外とも好調だった。
国内では、水稲用除草剤ピリミスルファン、園芸用殺菌剤「ファンタジスタ」、同殺虫剤「スプラサイド」などが前年実績を上回ったほか、水稲用殺菌剤「コラトップ」を今期から販売した。
海外では、畑作用除草剤ピロキサスルホンが米国の大豆向け販売で伸びほか、直播水稲用除草剤「ノミニー」もインド向け販売の回復、フィリピン、インドネシア向け販売の伸びなどがあり前年実績を上回った。
今回の発表を受けての通期の業績予想の修正はない。
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