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アブラムシの天敵を製剤化2014年6月18日

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飛ばないナミテントウムシ

 農研機構が開発した「飛ばないナミテントウムシ」(遺伝的に飛翔能力を欠くナミテントウムシ)が製剤化され、施設野菜用生物農薬として(株)アグリセクトから販売が開始された。

「テントップ」のパッケージ 施設野菜にとって重要な害虫であるアブラムシに対する天敵として、ナミテントウムシが注目されてきたが、施設内に放飼しても飛び去ってしまうため定着させることが課題だった。
 農研機構では、自然界に存在するさまざまな個体の中から、飛翔能力の低いナミテントウムシを探し出し、それらを交配することで、遺伝的に飛翔能力を欠くナミテントウムシを育成することに成功した。
 この「飛べないナミテントウムシ」は幼虫の段階で製剤化することができ、この幼虫は発育して成虫になって後も施設内によく定着する。幼虫段階でも成虫段階でもよくアブラムシを捕食するので、成虫を放すよりも防除効果が持続する。
 近畿や四国の府県での実証試験を経て、(株)アグリ総研が製剤化して昨年に幼虫を成分とする生物農薬として登録され、今年の6月16日から(株)アグリセクトから商品名「テントップ」として販売が開始された。
アブラムシを食べる「飛ばないナミテントウ」 これの普及のために農研機構では、初めての人にも分かりやすい利用マニュアルを発行するとともに、6月25日に露地での実用化に向けたミニシンポジウムを奈良県橿原市で開催する。このミニシンポの詳細は農研機構中国四国農業センターホームページ
 製剤の販売・注文、書品の問い合わせは(株)アグリセクト(TEL:029-840-5977)へ。

 

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