米国で新規大豆用種子処理剤を発売 住友化学2014年7月18日
住友化学は7月16日、米国で大豆用の新規種子処理剤「INTEGO SUITE System」を発売すると発表した。同社の100%子会社であるベーラントU.S.A.社を通じて発売する。
種子に農薬を施用することで農薬の散布回数や散布量を減らし、農作業の省力化につなげられる種子処理剤は、米国を中心に、近年、需要が大幅に拡大している。
今回の新剤は殺菌剤エタボキサム、殺虫剤クロチアニジンを有効成分として含有している。エタボキサムは、各種野菜類のべと病、ジャガイモの疫病などに卓効を示すほか、茎葉処理や土壌処理などさまざまな分野で適用可能な殺菌剤だ。種子処理用途では、有効な薬剤が少ない苗立ち枯れ病に対して優れた防除効果を発揮する。
同社は、エタボキサムとクロチアニジンを種子処理用農薬事業の中核に位置付けており、今後は米国以外でも、ブラジル、アルゼンチンなどの南米地域、ベトナム、インドネシアなどのアジア地域でもこの2成分を含んだ農薬の開発・登録を進めていく考えだ。
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