芝用殺菌剤「オブテイン フロアブル」バイエル2014年7月29日
バイエル クロップサイエンスは、日本芝の葉腐病(ラージパット)に長い残効性を示す芝用殺菌剤「オブテイン フロアブル」を8月4日から販売開始する。
この剤は、日本芝でもっとも被害の大きい病害である葉腐病(ラージパッチ)に対して長い残効性を示し、初期の葉腐病に対しても高いパッチ伸展阻止効果を発揮。また、日本芝の主要病害である、疑似葉腐病(春はげ症、象の足跡)やダラースポット病、フェアリーリング病にも高い防除効果を示す。
有効成分のペンフルフェンは、葉腐病を発生させるリゾクトニア菌の菌糸伸長、菌核発芽、菌核形成などを阻害する作用性を有しており、低薬量でも優れた控除効果がある。
さらに、この剤の散布適期は秋期なので、春期に発生する葉腐病防除剤の「セレンターフ顆粒水和剤」と春期・秋期にローテーション使用したり、日本芝立枯病(ゾイシアデクライン)など、葉腐病以外の病害にも効果がある「クルセイダー フロアブル」などと組合せて使用することで、より確実な防除ができると、同社は積極的に推進する考えだ。
(関連記事)
・バイエル、小学校で理科実験教室 岩手で初開催(2014.07.16)
・新規芝用除草剤「ソリスト」 今秋に発売(2014.07.14)
・小学校で出前授業 科学の楽しさ伝える バイエル(2014.06.30)
・クミ化の殺菌剤ピリベンカルブ、韓国で登録(2014.05.21)
・芝用殺菌剤「インターフェース」 バイエル(2014.04.16)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日