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農業関連売上高のびる バイエル2014年8月20日

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 バイエル(本社:ドイツ・レバクーゼン)は7月末、2014年上半期の業績を発表した。すべての事業グループの売り上げが前年を上回り、増収増益となった。

 全体の売上高は前年同期比0.9%増の104億5800万ユーロ。営業利益(EBIT)は同14.5%増の14億7300万ユーロと、大幅な増益となった。当期純利益は同13.3%増の9億5300万ユーロだった。
 農業関連事業グループの売上高は、前年同期比3.3%増の24億7000万ユーロだったが、特別項目計上前EBITは同1.4%減の6億1500万ユーロだった。減益となったのは、ユーロ高や研究開発費、マーケティング費の増加などが要因。
 同事業グループの地域別売上高は、中南米・アフリカ・中東、北米が前年同期に比べて約20%増、アジア・太平洋地域が約8%増だったが、欧州は前年同期比並みだった。農薬部門では、2006年以降に発売された新製品が増収の大部分を占めた。農薬の種類別売上高では、種子処理剤が同20.5%増、殺虫剤が同11.5%増、殺菌剤が同11.2%増などとそれぞれ2桁の増収率を記録するなど好調で、除草剤も同6%増と安定していた。


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