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西日本でいもち病発生拡大 農水省が通知2014年8月22日

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 農水省は8月21日、西日本でいもち病の発生拡大が懸念されることから、各地方農政局、関連団体へ防除を徹底するよう通知を出した。

 7月下旬から8月中旬にかけて、西日本では平年に比べて低温、多雨、日照不足となり、いもち病が発生しやすい状況となっている。気象庁によると8月14日以降も西日本では同様の天気が続くと予測しており、さらなる発生拡大が懸念されている。
 すでに鳥取、山口、佐賀の3県は発生予察警報を発表しており、そのほか12県で注意報が出されている。
 農水省では、薬剤防除の徹底と無人ヘリによる追加防除を呼びかけた。また、いもち病の発生は葉いもち病が多いという。そのため、上位葉に病斑が見られる場合は穂ばらみ期、穂揃期の2回防除を実施するよう通知している。さらに穂いもちの多発が予想される場合には、穂揃期7?10日後の追加防除を徹底するよう呼びかけている。

 

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