創立150周年、世界6都市でツアー BASF2014年12月11日
BASF(本社、ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェン)は2015年に創立150周年を迎える。12月4日の会見で150周年記念プログラムの概要を発表した。
主なプログラムとしては、2015年4月23日にドイツ・ルートヴィッヒスハーフェンで開催する記念イベントのほか、1月から世界6都市で「クリエータースペース・ツアー」など。
クリエータースペースプログラムは、150周年のテーマである「都市生活」「スマートエネルギー」「食品」の3つの分野についての課題を考え、世界中から意見やアイディアを出し合い、解決の道を探ろうというもの。2014年9月にはインターネット上にWebサイト「クリエータースペース」を開設しており(日本語版は10月にオープン)、すでにさまざまなアイディアがリアルタイムで交換されているという。
これにちなんだワークショップ、カンファレンス、アイディア・コンテストなどの文化イベントを行うツアーは、インド・ムンバイー(1月16?23日)、中国・上海(3月20?27日)、米国・ニューヨーク(5月26?31日)、ブラジル・サンパウロ(8月17?23日)、スペイン・バルセロナ(10月26?30日)、ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェン(11月20?29日)の6都市で、いずれも1週間ずつ行われる。また、3つのテーマに沿ったシンポジウムも、ドイツ(3月)、米国(6月)、中国(11月)で行う予定だ。
また、4月23日の記念イベントでは映画音楽の製作者などとして知られるマイケル・ナイマン氏が製作する記念楽曲「150周年サウンド」を発表すること、これら1年間の活動をドキュメンタリーフィルムに収め2016年4月に公開されること、などもあわせて発表された。
これら1年間にわたる記念プログラムについて、同社のDr.クルト・ボック取締役会長は「150周年に際し、新たな試みに挑戦し、社内、社外の方々と新たな方法で共創したい。クリエータースペースプログラムを通じて、ステークホルダーのみなさまと、より密接な関係を築きたい」とコメントした。
(写真)
12月4日の記者会見のようす(BASF発表資料より)
(関連記事)
・BASFの殺虫剤「ペイオフ」 カネショウが買収(2014.10.06)
・BASF 創立150周年に向け、新たな戦略(2014.09.05)
・ユーロ高で農業関連事業減益 BASF(2014.08.20)
・日本農業の重要性伝える動画 BASFジャパン(2014.08.08)
・上海の研究開発施設を拡充 BASF(2014.08.05)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日