コテツフロアブルの全権利を取得2015年3月27日
BASFジャパン(株)は、日本農薬(株)が保有するクロルフェナピル(製品名;コテツフロアブル)に関するすべての権利を、2015年10月をもって取得することで基本合意に至った。
BASFは、日本農薬が保有するクロルフェナピルを有効成分とする園芸用殺虫剤「コテツフロアブル」の日本国内における登録、登録データ、商標を含むすべての資産を、2015年10月をもって取得することについて、両社が基本合意した。
1996年以来、BASFは日本農薬との契約のもと、クロルフェナピルの供給を行ってきたが、同契約の満了により、クロルフェナピルに関するすべての権利を日本農薬から取得したものだ。これに伴い、BASFも日本国内における「コテツフロアブル」の直販事業に参入する。
園芸用殺虫剤「コテツフロアブル」は、チョウ目、アザミウマ目、ダニ目をはじめとする幅広い害虫種に効果を示し、茶や果樹、野菜などに広く使用されている。
BASFは既に、カスケード乳剤やプリンスフロアブルなどの園芸用殺虫剤、ナリアWDGやシグナムWDGなどの園芸用殺菌剤、ゴーゴーサン乳剤・細粒剤などの園芸用除草剤を有しており、コテツフロアブルが加わることで、BASFの園芸用農薬のポートフォリオが更に充実することになる。
(関連記事)
・第4四半期・通年とも増益決算 通年の売上高は10兆4300億円(2015.03.04)
・東北3県に就学支援奨学金を寄付 BASF(2015.01.14)
・インド・ムンバイに開発拠点 BASF(2014.12.18)
・創立150周年、世界6都市でツアー BASF (14.12.11)
・BASFの殺虫剤「ペイオフ」 カネショウが買収(2014.10.06)
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日
-
「JPFA植物工場国際シンポジウム」9月1、2日に開催 植物工場研究会2025年4月2日