水稲育苗箱専用殺虫殺菌剤「スタウトパディートDX箱粒剤」販売開始 協友アグリ2016年3月29日
協友アグリ(株)は、平成28年2月3日、水稲育苗箱専用の新規殺虫殺菌剤「スタウトパディートDX箱粒剤」の登録を取得し、3月18日から販売を開始した。
「スタウトパディートDX箱粒剤」は、殺菌有効成分イソチアニルを2.0%、殺虫有効成分クロチアニジン0.8%及びシアントラニリプロール0.75%を含有する混合剤で、幅広い水稲病害虫に優れた防除効果を示す。
適用病害虫は、いもち病、白葉枯病、もみ枯細菌病、内頴(ないえい)褐変病、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、ウンカ類、ツマグロヨコバイ、イネツトムシ、フタオビコヤガ、ニカメイチュウ、穂枯れ(ごま葉枯病菌)と幅広い。
播種前防除の適用病害虫は、いもち病、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、ウンカ類、フタオビコヤガ、ニカメイチュウ。防除方法は、播種前に育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5リットル)1箱あたり50gを施用する。
また覆土前播種時から移植当日までの施用は、穂枯れ(ごま葉枯れ病菌)を除く上記全病害虫防除に適用される。穂枯れ対応は、移植当日のみ。
使用量は同様で育苗箱1箱あたり50g。本剤の使用回数は上記処理方法いずれも1回のみ。
「スタウトパディートDX箱粒剤」(登録番号:第23773号)の上市規格は1kg×12。同剤は協友アグリ(株)の取扱いであり、JAグループを通じてのみの普及・販売となる。同社は、滋賀県以西を除く北海道・東北・関東・京浜甲信越・東海北陸・近畿(福井)エリアでの普及を見込んでいる。
本剤に関する問い合わせは、協友アグリ(株)営業部TEL:03-5645-0703まで。
(写真)「スタウトパディートDX箱粒剤」
(関連記事)
・水稲用一発処理除草剤『アッパレZ』を上市 協友アグリ (16.02.24)
・水稲用除草剤『ピラクロンジャンボ』新規登録 協友アグリ (15.11.13)
・難防除雑草に「アッパレZ」農薬登録取得 協友アグリ (15.10.16)
・【時の人 話題の組織】上園 孝雄・協友アグリ(株)代表取締役社長 いつも現場に寄りそって (15.04.08)
・除草剤「バッチリ」に新シリーズ 協友アグリ (14.09.12)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日