「疫病」・「べと病」に卓越した効果 新規殺菌剤「デュポンゾーベックエニケード」上市 デュポン2016年4月22日
デュポン(株)は4月20日、都内で新規殺菌剤「デュポンゾーベックエニケード」の製品発表会を行った。
「デュポンゾーベックエニケード」は平成28年4月13日付で農薬登録を取得。この5月から発売される。
同剤の有効成分であるオキサチアピプロリンは、少量施薬でも疫病菌・べと病菌の生活環におけるさまざまなステージに作用することで、卓越した防除効果を発揮することが特長である。
製品の大きな特長としては、
1、上位葉、展開葉への移行性が優れていること。
2、予防から感染初期まで、散布適期にゆとりがあること。
3、有効成分のオキサチアピプロリンの大部分が葉の表面ワックス層に素早く吸収されるので、耐雨性に優れていること
が挙げられる。
製品コンセプトについてデュポンの後藤事業部長は「農家・生産者にとってのサクセス。豊かな実りと十分な収穫を実現することで、サクセスが広まることを祈念している。」と語った。
また、販売会社となる丸和バイオケミカルの古塩アグロ事業本部長は「地域としては、全体の6割以上は北海道、作物としては、ばれいしょが中心になると考えている。」と普及販売の見通しを語った。
登録作物は、ばれいしょ、トマト(疫病)。ぶどう、きゅうり、はくさい、レタス(べと病)。
規格は100mlと500ml(500mlは北海道限定)、剤型はオイルベースのOD製剤だ。
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