千葉県に「アグソリューションファーム成東」開設 BASF2016年10月26日
BASFジャパン(株)は千葉県山武市に、生産農家の支援を目的に、農薬製品の研究拠点「アグソリューション成東」を開設。2017年1月からの稼働を予定している。
BASFは、果樹園芸・野菜の生産量が多い関東に拠点を設け、実際の生産現場に近い条件で試験を行うことで、生産者のニーズに合致する充実した技術サービスを提供していく。
「アグソリューション」は、アグリカルチャーとソリューションを組み合わせた造語で、農業のさまざまな課題に取組み、革新的な解決策を生み出すBASFの企業姿勢を表したものだ。
「生産者のニーズに迅速に対応するため、BASFは研究開発の拠点となるアグソリューションファームを、世界各地の生産者の近くに設置しています。今回新たに設けた拠点から、日本の生産者のためにより良い製品を生み出していけると確信しています」とBASFジャパン化学品・農薬統括本部のレアンドロ・マルティンス執行役員は述べている。
アグソリューションファーム成東は、公益財団法人 日本植物調節剤研究協会の千葉支所敷地内に設置される。同拠点の設立に伴い、愛知県の田原研究所は2016年12月末で閉鎖される。
BASFは、ナリアWDGやシグナムWDGなどの果樹園芸用殺菌剤、ゴーゴーサン乳剤・細粒剤Fなどの園芸用除草剤、カスケード乳剤やプリンスフロアブルなどの果樹園芸用殺虫剤など、充実した園芸用製品ポートフォリオを有している。
またパイプラインには、現在同社が世界各地で開発・登録を進めている新規の除草剤、殺菌剤、殺虫剤があり、今後も有益な新テクノロジーを生産者に提供していく。
BASFは今後も、充実した製品ポートフォリオと技術サービスにより、農業分野における同社の主導的地位を強化していく方針だ。
重要な記事
最新の記事
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日
-
【注意報】過去10年間で最多誘殺 水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2024年7月18日
-
【注意報】平年の4倍 水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2024年7月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「財務省経済産業局農業課」て何?2024年7月18日
-
1970年代の農村社会の異質化の進展と農業【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第299回2024年7月18日
-
「JAサイネージ」 JA本店や金融店舗の情報発信にも利用拡大 あぐラボ2024年7月18日
-
【人事異動】JA全国共済会 新会長に坂本富雄JA埼玉県中央会会長(7月18日)2024年7月18日
-
スマホでより便利に「石川県Aコープ(ジャコム石川)アプリ」提供開始2024年7月18日
-
TOWING「宙炭」活用 根域制限栽培によるシャインマスカット栽培実証開始 日本農業2024年7月18日
-
バイトアプリで1万人採用 農中提携の農業人材サービス 労働力確保に寄与2024年7月18日
-
全国7000名以上の生産者の声を反映 生産コスト低減へ JAグループ宮城 共同購入コンバイン出荷式 JA全農2024年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 全県で多発のおそれ 秋田県2024年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年7月18日
-
【注意報】野菜、花き類にオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 過去10年最多の昨年を上回る誘殺 千葉県2024年7月18日
-
【注意報】ネギにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 千葉県2024年7月18日
-
【注意報】果樹全般に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年7月18日
-
農業用ドローン専用カスタマーサポート 繁忙期で対応拡大 ナイルワークス2024年7月18日
-
食物繊維が豊富なもち麦2種の品種登録 成果を紹介 生研支援センター2024年7月18日
-
AI潅水施肥システム「ゼロアグリ」エントリー&ハイエンドモデル同時リリース2024年7月18日