六本木でマルシェ 農薬会社とJA2017年2月9日
BASFジャパン(株)
JAつがる弘前
JAみっかび
BASFジャパン(株)とJAつがる弘前、JAみっかびは2月9日、東京の六本木ヒルズの大屋根プラザで「フルーツマルシェ」を開催。両JAの農産物のリンゴやミカン、加工品を販売した。
BASFがグローバルに展開する農業応援キャンペーン"農業、それは最も大切なしごと"の一環として開催し、今回が2度目。昨年は約1700人が来場。さらに会社員や市民のほか旅行客などの25か国以上の外国人客も訪れ、好評を得た。
JAつがる弘前はリンゴ(王林とサンふじ)をおよそ2800個。JAみっかびは青島ミカンを5600個準備した。会場は農産物やジュースやゼリーなどの加工品の販売ブースとキッチンカーでコーヒーなどの販売や試食なども振る舞った。
開催に伴い、BASFジャパン(株)のヨルグークリスチャン シュテック代表取締役社長は、「BASFは100年以上にわたり農業に貢献してきた」としたうえで「農業がわれわれの食料を提供していることを理解しなければならない」とキャンペーンの重要性を訴えた。
同社とのマルシェは二回目となるJAつがる弘前の米沢豊光販売部部長は、「一日一個リンゴたべれば医者いらずという。産地直送のリンゴ、そしてミカンを食べて健康に過ごしてほしい」と挨拶。昨年の開催が好評で、生産者からもぜひ今年も開催してほしいと声が上がったという。
JAみっかびの井口義朗専務は「平成27年に機能性表示食品の認証を受けた。マルシェではこれもPRしながらミカンを食べていただきたい」と話した。
美術館に足を運ぶ途中だと話す女性グループは、「産地直送で新鮮なものが六本木で食べられると思っていなかった。うれしい」と話した。
BASFジャパン(株)の商品については、JAつがる弘前が殺虫剤のカスケードと殺菌剤のナリアを使用、JAみっかびも殺菌剤のナリアを使うと話した。
JAみっかび井口専務は「農薬会社とJAが物を一緒に売るということはめったにない取り組みで意気込みを感じた。また単協では今回の開催場所をセレクトすることは難しく、ありがたい」と話した。
(写真上)左から井口JAみっかび専務、シュテックBASFジャパン代表取締役社長、米沢JAつがる弘前販売部部長。試食で新鮮さが伝わった。
(写真下)三ヶ日ミカンのミカちゃんも応援に駆け付けた。
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