「クロリダゾン」の国内事業権を継承2017年3月15日
住友商事除草剤有効成分で
住友商事(株)(本社:東京都中央区、中村邦晴社長)は、同社の100%子会社住商アグロインターナショナル(株)を通じ、BASF社より、てん菜向け除草剤有効成分「クロリダゾン(PAC)」の日本国内における事業権を、このほど継承した。
「クロリダゾン(PAC)」は、砂糖の原料となるてん菜の、除草剤有効成分として使用される。優れた選択性を有し、てん菜を枯らすことなく、長期にわたり雑草を抑制するという特徴がある。
現在、日本国内において、てん菜用除草剤の市場規模は約30億円ほどであり、今後も寒冷地での需要を中心に、底堅く推移することが見込まれている。
住商アグロは、BASF社より日本国内における「クロリダゾン(PAC)」原体の供給権や製造権等を取得し、日本国内における事業権を継承した。
この事業権には、BASF社が引き続き保有・管理を行う「クロリダゾン(PAC)」に関する知的財産及び農薬取締法上の登録情報の使用許諾も含まれる。
住商アグロは農薬メーカーへ薬剤を販売するほか、他剤との混合剤の開発にも取り組み、事業拡大を目指す方針だ。なお「クロリダゾン(PAC)」に関する日本以外の事業権は、引き続きBASF社が保有する。
重要な記事
最新の記事
-
【'25新組合長に聞く】JAようてい(北海道) 金子辰四郎組合長(4/11就任) 「国民の胃袋」支える誇り胸に2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(上)2025年4月28日
-
全農 備蓄米 4月に5万5000t出荷2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(下)2025年4月28日
-
【JA人事】石塚克己(茨城県)石塚克己組合長を再任(4月26日)2025年4月28日
-
令和7年度「3-R畜産たい肥散布体験会」を開催 JA全農ひろしま2025年4月28日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年4月28日
-
二重米価制で農政を刷新せよ【森島 賢・正義派の農政論】2025年4月28日
-
ジャガイモ・馬鈴薯・ニドイモ・ナツイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第337回2025年4月28日
-
【農業協同組合研究会】5月31日に研究大会 新基本計画と今後の農政テーマに2025年4月28日
-
里山再生ビオトープ「クミカ レフュジア菊川」創設 クミアイ化学工業2025年4月28日
-
JA大阪南管内ブドウ圃場で農業資材「スキーポン」試験開始 アクプランタ2025年4月28日
-
「世界ミックスダブルスカーリング選手権」日本代表チームの食事をサポート JA全農2025年4月28日
-
「JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会」全国から出場計16チームが決定2025年4月28日
-
JAタウン イメージキャラクター「じぇー太」のクリアファイル新発売2025年4月28日
-
全農杯全日本卓球選手権大会栃木県予選会 副賞のとちぎ和牛など「ニッポンの食」で子どもたちを応援 JA全農とちぎ2025年4月28日
-
和紙の製造技術を応用した農業用マルチシート「和紙マルチ」販売開始 日本製紙パピリア2025年4月28日
-
国産ジビエ認証施設に宮城県「大崎市ジビエ食肉処理加工等施設」認証 農水省2025年4月28日
-
お茶を楽しむ「チャチャっとお茶生活キャンペーン」開始 農水省2025年4月28日
-
大規模植物工場でわさびの栽培技術開発を開始 海外市場向け生産体制構築へ NEXTAGE2025年4月28日