『イッソウ1キロ粒剤』直播登録拡大 協友アグリ2017年7月14日
水稲用中後期処理除草剤『イッソウ1キロ粒剤』は平成28年10月19日に登録を取得し、平成29年7月12日に「直播水稲」の登録拡大を取得した。登録拡大により、移植水稲・直播水稲で使用できる、使いやすい除草剤となった。
『イッソウ1キロ粒剤』は、ピラクロニル、モリネート、テフリルトリオンの3つの有効成分を含有している。3成分の相乗効果により、ノビエをはじめ、一年生雑草、多年生雑草、SU抵抗性雑草などの難防除雑草に対し、優れた効果を示す。
直播水稲では、イネ1葉期からノビエ4.0葉期まで処理が可能で、幅広い処理適期巾を持っていることが、この剤の大きな特長だ。
また、表面播種(鉄コーティングなど)、土中直播(カルパー粉衣など)とも使用可能であり、初期剤との体系処理をはじめ、直播での一発処理にも対応できるものと、同社は考えている。
直播栽培の最重点課題の一つに、有効な除草方法の実現が挙げられるが、
『イッソウ1キロ粒剤』は、その課題を解決する可能性のある商品だと、同社は自負している。
同社では、移植水稲場面に加え、直播場面での効果と安全性を確認してもらった上で、的確な普及・販売を行っていく方針だ。『イッソウ1キロ粒剤』は、JAをはじめ系統ルートで普及・販売される。
◎『イッソウ1キロ粒剤』商品概要
○有効成分:モリネート24.0%、ピラクロニル2.0%、テフリルトリオン3.0%
○適用表
<移植水稲>
▽適用雑草名
・水田一年生雑草及びマツバイ、ホタルイ、ヘラオモダカ、ウリカワ、ミズガヤツリ、オモダカ、クログワイ、ヒルムシロ
▽使用時期
・移植後10日~ノビエ4葉期、ただし移植後30日まで
▽使用量
・1kg/10a
▽使用回数
・1回
▽使用方法
・湛水散布又は無人ヘリコプターによる散布
<直播水稲>
▽適用雑草名
・水田一年生雑草及びマツバイ、ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、ヒルムシロ
▽使用時期
・稲1葉期~ノビエ4葉期、ただし収穫90日まで
▽使用量
・1kg/10a
▽使用回数
・1回
▽使用方法
・湛水散布又は無人ヘリコプターによる散布。
(写真)水稲直播栽培でも優れた除草効果を発揮する『イッソウ1キロ粒剤』
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日