的場 稔氏がシンジェンタジャパン社長に2017年10月6日
シンジェンタジャパン(株)は、10月20日付で的場稔氏が代表取締役社長に就任し、篠原聡明現社長が退任すると発表した。
新社長に就任する的場稔氏は、シンジェンタ北東アジア地区(日本、韓国、台湾)を統括する総支配人を兼任する。
新社長に就任する的場氏は、略歴にもあるように農薬業界での営業及びマーケティングでの豊富な実績と経験をもち、2006年からは、シンジェンタジャパンの執行役員ローンアンド ガーデン事業本部長として、緑化・フラワービジネス等で同事業の売上げを倍増させるなど、その約10年間にわたる成長を牽引して来た。
社長就任にあたり、的場氏は次のように述べている。
「日本の農業と農薬市場は大きな変革の時代を迎え、規制緩和やグローバルスケールでの業界再編など戦後最大の転換期にあるなか、将来は不確実性が高いものの可能性に満ちたものでもあると考えます。シンジェンタが持つグローバルの研究開発能力、イノベーション、人材を総動員するとともに、また農薬・種苗のみならず業種・業界を超えたパートナーシップの強化をすすめ総合的な付加価値の高いソリューション構築を通じて、社会・農業に貢献してまいる所存です。」
(写真)的場稔・シンジェンタジャパン代表取締役社長
【略歴】
まとば・みのる
1960年11月21日東京生まれ。
1983年明治大学政治経済学部卒業、日本農薬(株)入社。2000年ノバルティスアグロ(株)(現シンジェンタジャパン株式会社)入社。01年シンジェンタジャパン(株)マーケティング部畑作物クロップマネージャー、04年クロッププロテクション営業本部 札幌事務所長、06年シンジェンタUSでの勤務を経て、シンジェンタジャパン(株)プロフェッショナルプロダクツ部部長、11年執行役員ローンアンドガーデン事業本部長、17年10月20日代表取締役社長およびシンジェンタ北東アジア地区総支配人に就任。
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