ウンカ剤ピラキサルトとの混合剤を販売開始 三井化学アグロ2019年2月20日
三井化学アグロ(株)は、同社開発の新規いもち病防除剤トルプロカルプと全農とデュポンが開発した新規ウンカ剤ピラキサルトの混合剤を2月下旬から販売を開始する。
トルプロカルブは三井アグロが開発している新規原体で、いもち病に対して高い効果をもち、耐菌性リスクの低い有効成分として注目されており、すでに同社から「サンブラス」などの商品名2016年から13製品が販売されている。
このトルプロカルブに、イネの重要害虫であるウンカ類に高い効果と長期残効を示す成分として全農とデュポンが開発した新規殺虫剤のピラキサルトを混合した「サンスバイク(R)箱粒剤」。さらにこの2成分に、九州での重要病害である紋枯病や近年では難防除病害として増加している稲こうじ病に有効なシメコナゾール(モンガリット(R)粒剤の有効成分)を加えた「サンエース(R)箱粒剤」を2月下旬から順次販売を開始していくことにしている。
同社では、今後もこうした新しい作用性の組み合わせで、他農薬に対する耐菌性や抵抗性害虫への対策が求められてきたイネの重要病害虫防除の課題を解決して、食糧の生産性向上に貢献していきたいと考えている。
(関連記事)
・待望のウンカ剤ついに登場! JA全農とデュポンが開発したピラキサルト(18.09.25)
・新規ウンカ剤ピラキサルト混合の3剤で登録を取得 クミアイ化学(18.09.27)
・新規ウンカ剤ピラキサルト含有の2箱剤の登録取得 協友アグリ(18.09.26)
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(2025年1月1日付)2024年11月21日
-
【地域を診る】調査なくして政策なし 統計数字の落とし穴 京都橘大学教授 岡田知弘氏2024年11月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】国家戦略の欠如2024年11月21日
-
加藤一二三さんの詰め将棋連載がギネス世界記録に認定 『家の光』に65年62日掲載2024年11月21日
-
地域の活性化で「酪農危機」突破を 全農酪農経営体験発表会2024年11月21日
-
全農いわて 24年産米仮渡金(JA概算金)、追加支払い2000円 「販売環境好転、生産者に還元」2024年11月21日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
JAあつぎとJAいちかわが連携協定 都市近郊農協同士 特産物販売や人的交流でタッグ2024年11月21日
-
どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第317回2024年11月21日
-
JA三井ストラテジックパートナーズが営業開始 パートナー戦略を加速 JA三井リース2024年11月21日
-
【役員人事】協友アグリ(1月29日付)2024年11月21日
-
畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 パルシステム東京2024年11月21日
-
積寒地でもスニーカーの歩きやすさ 防寒ブーツ「モントレ MB-799」発売 アキレス2024年11月21日
-
滋賀県「女性農業者学びのミニ講座」刈払機の使い方とメンテナンスを伝授 農機具王2024年11月21日
-
オーガニック日本茶を増やす「Ochanowa」有機JAS認証を取得 マイファーム2024年11月21日
-
11月29日「いい肉を当てよう 近江牛ガチャ」初開催 ここ滋賀2024年11月21日
-
「紅まどんな」解禁 愛媛県産かんきつ3品種「紅コレクション」各地でコラボ開始2024年11月21日
-
ベトナム南部における販売協力 トーモク2024年11月21日
-
有機EL発光材料の量産体制構築へ Kyuluxと資本業務提携契約を締結 日本曹達2024年11月21日