前年同期比で増収、予測通り減益 BASF2019年5月10日
BASF(独)が2019年第1四半期の業績を発表した。
2019年第1四半期の売上高は、前年同期比3%増の162億ユーロ。特別項目控除前営業利益は、前年同期比24%減の17億ユーロだった。
同社のDr. マーティン・ブルーダ―ミュラー取締役会会長は、「予測通り主にマテリアル、ケミカル事業セグメントの不振によるもの。これらの事業セグメントでは、前年同期にはイソシアネートの非常に高いマージンと、力強いクラッカーのマージンの恩恵があった」と述べた。
ニュートリション&ケア事業セグメントの特別項目控除前営業利益は、大幅な減益となったが、サーフェステクノロジー事業セグメントにおける利益は前年同期の水準。
アグロソリューションとインダストリアル・ソリューション事業セグメントでは、大幅に利益が改善された。
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