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重要害虫を予防する天然物質を発見 農研機構2019年5月13日

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 農研機構は、ロリオライドと呼ばれる天然物質が、ミカンキイロアザミウマやナミハダニなど重要害虫による被害を抑えることを発見。トマトなどが本来持つ害虫抵抗性を高めることで被害を抑えるという。作物の害虫抵抗性を利用した害虫防除剤の素材として期待される。

 害虫の防除には主に殺虫剤が利用されているが、単一の殺虫剤を使い続けることにより、殺虫剤が効かない害虫(薬剤抵抗性害虫)が出現することが問題となっており、新しい防除技術の開発が望まれていた。
 ロリオライドは、タバコ由来の天然物質。植物の害虫抵抗性を高めることにより、作物の重要害虫であるミカンキイロアザミウマやナミハダニの防除に有効であることがわかった。
 研究では、トマトの葉にロリオライドを与え、作物の重要害虫であるナミハダニの雌を放飼させると、対照区と比較して生存率と産卵数の低下が確認された。またミカンキイロアザミウマとハスモンヨトウに対しても、ロリオライドは同様の効果を示すことが確認できた。
 ロリオライドは、こうした害虫に対する直接的な殺虫活性は持たないため、植物の生体防御反応を高めるプラントアクティベーターとして働くことがわかった。
 植物が本来持っている害虫抵抗性を高めて被害を抑える薬剤は、国内では実用化されていない。農研機構は今後、ロリオライドを用いた薬剤抵抗性が出にくい害虫防除剤の開発に向け、農薬メーカー等の民間企業との連携を目指す。

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