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令和元年度の病害虫発生予報第3号を発表 農林水産省2019年6月19日

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 農林水産省は6月12日、「令和元年度病害虫発生予報第3号」を発表した。

 向こう1か月の主な病害虫の発生予察情報(発生予報)によると、水稲では、縞葉枯病の発生が北関東および北陸の一部の地域で多くなると予想されている。縞葉枯病はヒメトビウンカによって媒介されるウイルス病であるため、当該虫を対象とした適切な防除を実施をすすめている。
 野菜類では、ネギのアザミウマ類の発生が南関東および四国の一部の地域で多くなると予想されている。ほ場の観察をきめ細かく行い、発生初期に防除を実施すること。
 果樹では、果樹カメムシ類の発生が関東、近畿および四国の一部の地域で多くなると予想されている。果樹カメムシ類の飛来状況は地域や園地により異なるため、園内を注意深く観察し、適期に防除することをすすめている。このほか、柑橘のハダニ類等、地域によっては多くなると予想されている病害虫がある。

詳細は次のとおり。

【水稲】
 縞葉枯病は、ヒメトビウンカによって媒介されるウイルス病で、経卵伝染により次世代もウイルス媒介が継続するため、当該虫を対象とした防除を実施することが重要。北関東および北陸の一部の地域では、今後の発生が多くなると予想されており、ヒメトビウンカの本ウイルスの保毒虫率が高かった茨城県では注意報が発表されている。
 育苗箱施用剤を施用した苗を移植した水田において当該虫の防除を実施する場合は、薬剤抵抗性の発達を助長しないよう同一系統の薬剤の連続使用を避ける。

【野菜・花き】
 野菜・花きで各地の平年値より発生が「多い」と予想される病害虫およびその地域は、きゅうりのべと病は南関東。たまねぎのアザミウマ類は北海道。また、ねぎのアザミウマ類の発生は、南関東および四国の一部の地域で多くなると予想されている。本虫は作物を加害するほか、多くの病原ウイルスを媒介することが知られている。発生密度が高くなってからでは防除が困難となるため、ほ場の観察をきめ細かく行うとともに、発生初期に防除を実施する。また、薬剤抵抗性を獲得しやすいので、都道府県から発表される発生予察情報等を参考に薬剤を選定するとともに、天敵生物等の各種防除手段を組み合わせた防除の実施についても検討する。

【果樹】
 果樹カメムシ類の発生が、関東、近畿および四国の一部の地域で多くなると予想されている。5月中旬以降、埼玉県、東京都、京都府、徳島県および香川県では、山林等の越冬量の調査、予察灯への誘殺数等から、越冬世代の果樹園への飛来量が多いとして注意報が発表されている。
 気象庁の発表によると、2019年(平成31年)冬(2018年12月~2月)の日本の天候は、東日本以西では冬の平均気温がかなり高くなったことから、本虫の越冬量が多くなったと推測される。
 今後、気温の上昇とともに山林部から園地に移動し、もも、なし等の幼果を加害すると予想されるため、注意が必要だ。本虫の飛来状況は地域や園地により異なるため、都道府県の発表する発生予察情報等を参考にしながら、園内を注意深く観察し、飛来が認められた場合は、飛来初期から防除を実施する。

詳細は「令和元年度 病害虫発生予報第3号」の発表について(農林水産省)で。

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