アクシーブ剤インドで登録 クミアイ化学2019年10月16日
クミアイ化学工業は10月16日、自社で開発した農薬、アクシーブを含有する畑作用除草剤が2019年9月26日付でインドで農薬登録されたことを発表した。
アクシーブ(一般名:ピロキサスルホン)は、大豆、小麦、トウモロコシなどの作物に使える畑作用除草剤として世界14か国で登録を取得しており、インドは15カ国目。インドでは小麦栽培において問題になっているALS阻害やACCasa阻害の既存除草剤抵抗性のイネ科雑草を主な対象としている。
インドの小麦栽培面積は約3000万haで、このうち除草剤抵抗性雑草が問題となっているインド北西部を中心に普及、販売拡大し、2022年にはアクシーブ剤の普及面積100万ha以上をめざす。
アクシーブ剤は同社の成長戦略の基幹剤。登録予定国における円滑な上市を支援することで、2020年には世界17か国での販売を予定、世界市場で320億円以上の売上をめざす。
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