農薬の安全性啓蒙活動の重要性確認 全農薬が通常総会2019年11月15日
全国農薬協同組合は11月13日、東京平河町の海運ビルで、第54回通常総会と第42回全国農薬安全指導者協議会を開いた。
全国農薬協同組合の大森茂理事長は挨拶で「昨今、ネオニコチノイド剤やグリホサート剤の安全性を懸念する団体の動きが活発化しているだけに、農家への安全使用の啓蒙活動のみならず、一般消費者の農薬に対する誤解や偏見に対して、正しい情報提供がますます必要になってくると考えている。具体的には、毎年実施している各県支部での農薬シンポジウムなどを通じて、農薬のイメージアップ、農薬の安全性等の啓蒙活動に努めていきたい」と、農家・消費者に正しい知識・認識を持ってもらうことの重要性を述べた。
議事では、1令和元年度事業報告、収支決算、2令和2年度事業計画(案)、収支予算(案)及び農薬シンポジウム報告(三重、和歌山、香川)と農薬危害防止運動報告(北海道)に続き、大日本住友製薬株式会社の多田正世代表取締役会長による「特別講演:農薬卸業の将来~医薬卸業は参考になる?」が行われた。
挨拶する大森茂理事長
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