売上高0.6%増 2020年3月期第1四半期決算短信 日本農薬2020年2月14日
日本農薬は2月13日、2020年3月期の決算短信を発表した。
第1四半期の業績は、中核事業である農薬事業が不需要期にあたる季節的要因から売上高、利益とも低い水準に止まった。
同第1四半期連結累計期間の売上高は、116億8300万円で前年同期比7400万円増、同0.6%増となった。
利益面では、営業利益は1億9200万円で前年同期比4300万円増。経常利益は、3億4500万円で前年同期比1億9500万円減となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億7000万円で前年同期比3100万円増となった。
部門別にみると農薬事業は、国内農薬販売では、水稲用殺菌剤「ブイゲット」を始めとする自社開発品目の普及拡販に努めたが、昨年相次いだ自然災害に起因する流通在庫の影響などから売上高は前年同期を下回った。
海外農薬販売では、北米での販売が好調に推移。また、雨季後半の降雨など天候に恵まれたインドで販売が伸長した。一方、競争激化からブラジルでの販売が伸び悩んだ。
これらの結果、農薬事業の売上高は102億7000万円で前年同期比2億2800万円減、同2.2%減となった。営業利益は4億2100万円で前年同期比9900万円減。
農薬以外の化学品事業では、シロアリ薬剤の販売が堅調に推移。医薬品事業では、外用抗真菌剤「ラノコナゾール」と「ルリコナゾール」の売上高が伸長した。これらの結果、農薬以外の化学品事業の売上高は9億600万円で前年同期比1億6400万円増、同22.2%増。営業利益は3億400万円で前年同期比9000万円増、同42.6%増となった。
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
変革恐れずチャレンジを JA共済連入会式2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日