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売上高11.1%増 2020年12月期 第1四半期決算 アグロカネショウ2020年5月12日

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アグロカネショウは5月11日、2020年12月期 第1四半期決算短信を発表した。

第1四半期連結累計期間における売上高は45億9000万円で前年同四半期比4億5900万円増の同11.1%増。営業利益は5億3600万円で前年同四半期比8200万円減の同13.3%減。経常利益は6億400万円で前年同四半期比5600万円減の同8.5%減だった。

親会社株主に帰属する四半期純利益は4億8400万円で前年同四半期比200万円増の同0.5%増となった。
種類別売上高については次のとおり。

 
◎害虫防除剤
国内では「ペンタック水和剤」「カネマイトフロアブル」が前年同四半期を下回ったが、「ダーズバンDF」が前年同四半期を上回った。加えて新規剤「兼商ヨーバルフロアブル」が売上に貢献した。海外では、「カネマイトフロアブル」の欧州向け出荷が、新型コロナウイルスの影響はあるが、前年同四半期を上回り、登録国の拡大により、前年同四半期では実績のなかったモロッコ向けなどの地域で売上を計上し、害虫防除剤全体では前年同四半期を上回った。この結果、売上高は12億3500万円で前年同四半期比1億5600万円の増の同14.5%増となった。

 
◎病害防除剤
「キノンドー顆粒水和剤」は前年同四半期並みに推移し、「兼商クプロシールド」と「アフェットフロアブル」が前年同四半期を上回り、病害防除剤全体では前年同四半期を上回った。この結果、売上高は4億7400万円で前年同四半期比1900万円増の同4.3%増となった。

 
◎土壌消毒剤
国内では、「バスアミド微粒剤」「D-D」「ネマキック粒剤」が前年同四半期を下回ったが、海外では、前年同四半期に対し、「バスアミド微粒剤」が主にマレーシア向けで大きく売上を伸ばし、「D-D」はイタリア、スペインを中心とした欧州とモロッコ、ケニアなどで売上を伸ばし、土壌消毒剤全体では前年同四半期を上った。この結果、売上高は18億3300万円で前年同四半期比3億1100万円増の同20.5%増となった。

 
◎除草剤
「アークエース粒剤」が前年同四半期を上回ったが、「モゲトン粒剤」など前年同四半期を下回る剤が多く、除草剤全体では前年同四半期を下回りった。この結果、売上高は6億2200万円で前年同四半期比2900万円減の同4.5%減となった。

 
◎その他
植調剤は若干前年同四半期を下回ったが、展着剤、園芸用品は前年同四半期を上回り、その他全体では若干前年同四半期を上回った。この結果、売上高は4億2400万円で前年同四半期比100万円増の同0.3%増だった。

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