売上高16%増 2021年第1四半期の業績 BASF2021年5月11日
ドイツのBASF本社は、2021年第1四半期の業績を発表した。売上高は16%増の194億ユーロで2021事業年度は好調なスタートを切った。
オンラインで行われた今年の年次株主総会で、BASF取締役会会長のDr.マーティン・ブルーダーミュラー氏は「2020年第4四半期の追い風を、2021年第1四半期も引き継ぎ、すばらしいスタートを切った」と、株主にメッセージを発信した。
売上高は、前年同期比26億ユーロ増の194億ユーロで、販売価格の上昇と販売量の増加によるもの。特別項目控除前営業利益は、前年同期比42%増の23億ユーロで、主に、マテリアル事業セグメントとケミカル事業セグメントの利益貢献が大幅に上昇したことによる。サーフェステクノロジー事業セグメントも、自動車生産の回復により大幅な増益。2021年第1四半期のBASFグループの大幅増益には、すべての地域が貢献した。
EBIT(営業利益)は、前年同期比8億5500万ユーロ増加し、23億ユーロ。減価償却費と特別項目控除前営業利益(特別項目控除前EBITDA)は6億200万ユーロ増の32億ユーロ、EBITDAは7億4800万ユーロ増の32億ユーロだった。
アグロソリューション事業セグメントの売上高は、前年同期比1%微増の28億ユーロ。すべての地域で販売量が前年同期を上回り、販売価格も上昇したが、為替の大幅なマイナス効果により、収益はほぼ相殺された。特別項目控除前営業利益は8億700万ユーロで、前年同期比の水準を維持。販売量の堅調な伸びと固定費の減少により、為替のマイナス効果を補った。
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